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小鹿野高校の魅力をラジオで紹介 ちちぶエフエムが3月限定番組

「小鹿野高校わらじからじお」タイトルコールする出演生徒と同局スタッフ

「小鹿野高校わらじからじお」タイトルコールする出演生徒と同局スタッフ

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 ちちぶエフエム(秩父市中町)で3月、県立小鹿野高校の魅力を紹介する番組「小鹿野高校わらじからじお」が放送されている。今年で3年目。

出演した生徒とスタッフ

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 同高は秩父地域唯一の総合学科の高校。番組は、生徒の取り組みや高校生活の紹介などを通じて、同高のことを地域の人に少しでも知ってもらうのが目的。同局開局以来、3月の土曜17時から放送している。同高卒業生同窓会が番組提供する。

 番組に出演する生徒は毎週異なり、3月5日の出演は篠田さん(1年次生)と飯塚さん(2年次生)の2人。小鹿野小学校、小鹿野中学校を卒業して同校に進学した。中学校では文化部に所属していたが、「運動は得意ではないが運動部に入部したいと」思い、高校では弓道部に入部して初めて弓道をしたと共通点の多い2人。新型コロナウイルス感染症の影響で部活動も、週2~3日で1時間程度という制限の中、練習量の少ない篠田さん(1年次生)は顧問の教師や先輩などから指導してもらい練習している。「的に当たらなくても同じ所に飛ばすのが目標」。飯塚さん(2年次生)は「四本の矢を放ち、そのうち3本の矢が的に当て、三中(さんちゅう)させたい」と話していた。

 総合学科2年次生の飯塚さんは「福祉生活系列」で、校内での実習や講義を受けてから付近の介護施設で5日間の介護実習を行った。「実力不足があり、利用者やスタッフに助けられながらの介護実習となった。将来は介護福祉士を目指したい」と話した。

 1年次生の篠田さんも来年度は「福祉生活系列」で介護実習に行く予定。2学期に系列希望を提出し、保護者説明会も踏まえて最終的に決定する。「福祉生活系列」を選んだ理由は「ボランティアで施設を訪れた、介護のお手伝いをした時、将来はこの仕事をしたいと感じたから。その勉強が小鹿野高校ではできるので福祉生活系列を選択した」と話す。

 同窓会会長の加藤喜一さんは「県最西部にある小鹿野高校から少人数でありながら総合学習、部活や『竹あかり』などの活動で県内ではかなり知られてきた。この勢いで全国に向けて頑張って活動し、発信し続けていってほしい。これからも卒業生同窓会として応援していく」と話す。

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