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皆野町「パン屋coco」、営業再開から3カ月 自家製チャーシューも販売

パン屋coco外観

パン屋coco外観

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 皆野町の「パン屋coco(ココ)」(皆野町下田野)が2021年11月、営業を再開した。同店は2014(平成26)年10月にオープンしたが、2019(平成31)年3月に家族の病気で休業し、2年8カ月ぶりの営業再開となった。

四方田さんの父が作ったチャーシュー

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 店主の四方田さんは「休業を決めた日から、いつかまた営業を再開したいという思いがあった。営業再開を心待ちにしているお客さまの声は励みになった」と話す。「営業再開後、作らなくなった商品もあるが、パンの種類は1日20種類ほど。曜日限定のパンもあるので、来てもらった方に楽しんでもらえれば」とも。

 同店ではパン以外にも自家製レモネードや、パン店のラインナップには珍しい自家製チャーシューも販売する。チャーシューは当時、同所でラーメン店を経営していた四方田さんの父が作っている。

 四方田さんの父は、当時「夜泣きラーメン」として秩父地域を回ってラーメンを提供し、同所を見つけて20年間、「関根ラーメン」として営業していた。ラーメン店の頃から家族で営業し、パン店になった今でも変わらずに家族で助け合いながら営業しているという。

営業再開を待っていた秩父市在住の女性は「ココのアットホームな雰囲気と、もっちりふわふわとしたパンがまた食べられてうれしい。ココの店名は『ここですよ』という意味から付けられたと聞いて、その名前の由来も素朴でかわいらいしい」と話す。

営業は金曜・土曜・日曜・月曜の11時~17時。無くなり次第、終了。

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