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奥秩父大滝 「三十槌の氷柱」 ライトアップスタート

天然氷柱ライトアップ(下流側から)

天然氷柱ライトアップ(下流側から)

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 「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」(秩父市大滝、秩父観光協会大滝支部=TEL 0494-55-0707)日没後のライトアップ公開が1月15日、始まった。1月7日に始まった昼の公開に続くもので、ライトアップされる氷柱は昼とは違った幻想的な光景を見せている。

天然氷柱正面からのライトアップ(青色)

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 同氷柱は、荒川に面した山の岩肌にしみ出る湧水が創り上げ、高さ約8メートル、幅約30メートルになり、一年で最も寒さの厳しい1月中旬から2月中旬まで見ることができる。

 「三十槌」は集落の名前で、「三十場(みそば)」集落とその対岸に「槌打(つちうち)」集落があり、その間にあるため「三十槌」の名が付いた。

 キャンプ場・駐車場・カフェを経営するウッドルーフ代表の千島宏喜社長は「元々は歩いてしか入れない林だった場所を、夏はキャンプ場冬は氷柱公開の駐車場として、2006(平成18)年に整備した。一昨年は暖冬で初めて全く氷柱ができなかった。もっと寒い年もあったが、日中急に気温が上がってしまうこともあり、今年は際だって寒いわけでは無いが一定の寒さが続いていて氷柱の状態が良い。地元でこれだけ大規模に天然でできる氷柱はここだけ」と話す。

 駐車場と隣接して荒川沿いを見下せる場所にウッドデッキを敷き、そこから氷柱を見渡せるほか、川原へ下りて河川敷より目の前で見ることもできる。

 日中の開催時間は8時30分~17時。2月23日まで。ライトアップは、平日=17時~19時、土曜・日曜・祝日=17時~20時。2月20日まで。環境整備協力金として、大人(中学生以上) 200円(カフェ・ウッドルーフの甘酒50円引き券付き)が必要。駐車場は普通車500円。ライトアップに合わせ、西武観光バスの臨時便を運行する。

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