東秩父村の地域おこし協力隊員の高野晃一さんが1月29日、東秩父村特産の和紙を紹介するオンラインイベントを開く。
高野さんは東京都北区出身で、大学で地域活性化について学ぶうちに地域おこし協力隊の存在を知り、卒業後の2019(平成31)年4月、東秩父村に着任し、同村をPRする活動を始めた。
2019年5月、新元号に合わせて「道の駅和紙の里ひがしちちぶ」の来場者に「どのような令和にしたいか」を和紙に漢字一文字で書いてもらう「みんなで作り上げる令和」のワークショップを開いていたが、コロナ禍になって人を集めるイベントの開催が難しくなった。以降、和紙を使った「染め紙うちわキット」を販売し、オンラインで講師から指導を受けながら製作するイベントなどを開いた。
昨年2月、紙すき体験の様子を東秩父村地域おこし協力隊のYouTubeチャンネルに投稿。その後は大内沢のハナモモや虎山の桜の開花状況を伝え、大内沢のみかん園や水輪のフィッシングセンター、松山城主・上田家の菩提寺である浄蓮寺を紹介する動画なども紹介した。
今回は、東秩父村の特産である和紙の原料であるコウゾを刈る様子や、コウゾを釜で蒸し竿に干すなど、和紙を作る前の準備作業を撮影した動画を配信しながら視聴者の質問に答える。
高野さんは「東秩父村の魅力をお伝えできるよう、全力で頑張るので、ぜひご覧いただければ」と視聴を呼び掛ける。
配信は12時から。