ちちぶ雇用活性化協議会は1月16日に、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催される転職フェア「マイナビ転職フェア東京」に参加する。同協議会が都内のイベントに参加するのは初めて。
同協議会は、新型コロナウイルスの影響下の中で「地域経済の活性化」と「雇用機会の創出」を推進するため、秩父地域の1市4町(秩父市・小鹿野町・長瀞町・皆野町・横瀬町)を中心に、経済団体・福祉団体・金融機関等を協議員として、2020年3月24日に設立された。ハローワーク秩父や各協議員と連携しながら、秩父地域の雇用の改善や高齢者が活躍できる環境整備などを進めている。
同協議会の事業推進員リーダー町田恵二さんは「オンラインではないリアルなイベントで来訪客と直接話せることが大切。転職をまだ迷っているという人が気軽に話を聞くにはオンラインで申し込んで1対1で話すのはハードルが高い。フラっと立ち寄って話を聞きにきてもらえたら」と呼び掛ける。
今回参加するイベントは都内で行われるため、都内在住者が秩父への移住を伴う転職を想定し、秩父市移住相談センターの担当者も参加する。
同センターの山崎知彦さんは「新型コロナの影響でテレワークも進み、秩父は都内へのアクセスの時間とお金のコストが高くないことなどから、リアリティーのある移住先として候補に入れやすいのでは。移住者への支援制度や住居、移住前後のギャップなど含めて相談を受けたい」と話す。
町田さんは「秩父に住んで働きたいと思っている人を応援したい。自身の転職だけではなく、家族や友人などで秩父への転職を迷っている人が居たら教えてあげてほしい」とも。
開催時間は11時~18時。対象は転職希望者、第二新卒者、既卒未就業者。