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寄居町産ミカンを使った果汁100%ジュース、生産ピーク

スタッフが丁寧に皮をむいて搾り機にかける

スタッフが丁寧に皮をむいて搾り機にかける

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 寄居町の農産物加工施設「里の駅 アグリン館」(寄居町大字折原、TEL 048-577-3743)で、寄居町産ミカンを使った果汁100%ジュースの生産がピークを迎えている。町内6地区の産地ごとに別々に搾って瓶詰めしており、地区ごとの味の違いを楽しめるのが特徴。

ミカンジュースは町内6地区の味の違いが楽しめる

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 寄居町では、風布、小林、折原、鉢形、桜沢、金尾の6地区でミカン栽培を行っている。アグリン館が作っているミカンジュースは地区ごとと全てをミックスした7種類で、その日の朝に収穫したミカンを使っている。

 一つ一つミカンを丁寧に洗ってから90度の湯で2分ほど消毒し、加工所のスタッフが皮をむいて搾り機にかける。「大小さまざまな形のミカンをむくのは大変だが、甘いミカンジュースを飲んでくれる人たちの笑顔を想像しながら作っている」とスタッフは話す。

 搾ったジュースは、殺菌処理とミカン本来の味を保つため85度の温度までゆっくりと温め、温度を保ちながら30分ほどかき混ぜる。その後、すぐに瓶詰めして栓をする。ラベルを貼るまでの工程のほぼ全てを人の手だけで行っている。

アグリン館の大塚益孝さんは「毎年約10トンのミカンを1万本のジュースにしている。糖度は12度ほどあり、大変おいしく甘いジュースが今年もできた。100%混じりけなしのジュース。このジュースを飲んで健康になってほしい」と話す。

価格は1本(550ミリリットル)830円。カフェ時間(11時~14時)は1杯300円で提供する。

営業時間は9時~17時。月曜定休。ジュース作りは2月まで。

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