ホテルユニオンヴェール（秩父市下吉田、 TEL 0494-77-1110）で12月23日、「100万球のイルミネーション」のプレ点灯が行われた。

CHICHIBUエリアとすり鉢地形

　同ホテルはユニオンエースゴルフクラブ（同市下吉田）のゴルフ場で、クラブハウスの上部がホテルになっている。コースの一部を使い「音と光の秩父最大イルミネーション」のテーマで行う。

　イルミネーション施工を手掛ける株式会社タットム（東京都荒川区）取締役の小林諭さんが「秩父でイルミネーションをやりたい」と企画し、多数の候補地から、コースの一部にある練習場周辺の広さ約4万平方メートル、深さ70メートルのすり鉢状の地形を気に入り、今年6月頃より計画を始めた。

　11月中旬頃より、約100万球のLEDを使って施工し、芝桜エリア（羊山公園の芝桜を表現）、CHICHIBUエリア（自然豊かな秩父をグリーンで表現）、ホワイトエリア（神秘的な空間を表現）、長瀞渓谷エリア（長瀞の清流を表現）の4つのエリアで構成し、周遊しながら見られる。すり鉢状の底部にスピーカーを設置し、地形を生かして反響しながらの音楽も楽しめるようにする。光と音のショータイムは約5分間のショータイムと約10分の静かなオーディナリーの計15分間のループで行う。

　担当の井相田和樹さんは「当ホテルとしても初めてのことで、不安もあるが開催できて良かった。このイルミネーションが地域振興につながれば。秩父の冬の目玉イベントになれるようにしたい。ホテルやレストランのみでもご利用できるので、集客アップにつなげたい」と話す。

点灯時間は17時～21時。点灯期間は12月24日～3月31日。点灯期間・点灯時間は、荒天その他の都合により、変更または中止の可能性もある。入場料は、大人＝（当日）1,000円、（前売り）800円、小学生以下＝（当日）500円、（前売り）400円、3歳以下無料。