横瀬町の観光農園「小松沢レジャー農園」(横瀬町横瀬)が11月22日、インターンシップ制度を利用して農業に興味のある若者の募集を始めた。
同園は、イチゴ・ブドウ・シイタケ狩り、バーベキュー、昆虫採集、マスのつかみ取り、餅つき、サツマイモ掘りなど、一年を通してさまざまな体験ができる総合観光農園。過去に農業大学や農業従事者など向けに研修を行ったが、一般客を対象にインターンシップを行うのは今回が初めて。
同園では12月にイチゴ狩りが始まり、インターンシップ参加者には主にイチゴの古くなった葉やツルを取る、株の管理作業を体験してもらう予定。メインはイチゴに関わる作業の予定だが、他にもさまざまな業務があり、その日によって体験作業は変わるという。その他、農園の歴史やブドウやシイタケなど他の農作物の話など観光農園ならではの仕事全般も伝える予定。
インターンシップ担当で栽培部の大埜さんは「農業は年間通しての計画や作業があるので、体験できる作業はごく一部に限られてしまう。限られた時間で、観光農園としての農業を少し体験してもらい、気に入って就職してもらえれば、なおうれしい」と話す。
対象は農業に興味を持つ18歳以上。秩父地域外に在住の大学卒業年次に在籍している人か、秩父地域で求職・創業を目指している人。ちちぶ雇用活性化協議会の宿泊費助成制度を利用する場合、条件はあるが1泊朝食込みで7,800円の助成が受けられる。問い合わせ・申し込みは秩父雇用活性化協議会(TEL 0494-26-7691)まで。募集は来年1月31日まで。