秩父宮記念市民会館(秩父市熊木町)大ホールフォレスタで11月28日、秩父出身のシンガー・ソングライター三上隼さんの活動10周年を記念した単独公演ライブが行われた。
タイトルは「この街に生まれて2021」で、昨年に続き2回目。今年はバンドセットでの演奏に加え、ゲストとのコラボなどの内容となった。新型コロナ感染症対策のため、席の間隔を空けるなどの対策を講じて行った。
バンドメンバーに榎本聖貴さん(ギター)、伊藤健太さん(ベース)、なかじまはじめさん(Sドラムス)、伊藤サチコさん(ピアノ)、Hysさん(サックス)を迎え、白色に統一された衣装で登場し、ライブがスタート。MCを挟みながらの6曲。観客は声援を控え、手拍子やグッズを掲げるなどして応援した。
三上さんのソロで3曲演奏した後、ゲストの大将(居酒屋大将・宮側町)が出演。和やかなトークの後、同店イメージソング「ツルツル大将」のコラボ演奏を行った。大将のリズミカルなギターに合わせ、三上さんの伸びやかな歌声が会場に響いた。
続いて、出浦ゆみさん(ちちぶエフエムパーソナリティー)が登場し、秩父鉄道沿線地域応援ソング「ハッピー☆ハッピー トレイン」を演奏。三上さんと出浦さんのハーモニーや、タンバリン、秩父鉄道オリジナルグッズ「汽笛ぶえ」などを使用し、会場を盛り上げた。
次の2曲、三上さんはギターを置きピンボーカルで、榎本聖貴さん(ガットギター)、伊藤サチコさん(ピアノ)とアコースティック編成でバラード。ラストはフルバンドで演奏し、アンコールで全員が当イベントのオフィシャルTシャツに衣装を変えて1曲披露し、幕を閉じた。アンコールを含め、全19曲演奏された。
この記念公演はファンの皆様や 企業・店舗・個人の協賛、チケット販売協力店、運営・会館スタッフなど、色々な方の協力の下で開催された。「また来年もこの場所に戻ってきたい、フェスなどの企画にも挑戦したい。今後も各地でライブ出演が決まっているので、三上隼 公式ホームページやSNSをチェックして遊びに来てほしい」と三上さんは話す。