横瀬町とライフイズテック(東京都港区)は11月22日、プログラミング教育事業と教育イノベーションの推進を目的とする連携協定を締結した。
昨年度より小学校のプログラミング授業が必修となり、今年からは中学校、来年からは高校の学習指導要領が改定されプログラミング教育が加速化している。横瀬町では中高生向けのプログラミング教育に注力する同社と共に取り組む。
2020(令和2)年11月から横瀬中学校では同社の教材を使った授業を導入しており、今後は、教師へのプログラミング指導力向上に向けた研修やプログラミング教育の効果測定のアンケートの実施、児童・生徒向けにゲストを招いた講演会などを予定するという。
現在、横瀬小学校の新校舎建築工事が進められており、12月には第1期工事が完了する。富田能成町長は「町にとって小学校の新校舎建築と小中学校のプログラミング教育の開始で、町にとっても大きな転換期だと感じる。小中学校が各1校ずつという小さな町だからといって、子どもや保護者にこれからの時代に最適な教育を諦めてほしくない」と話す。
「横瀬町は多様性のあふれるカラフルタウンを目標としていて、変化の激しいこれからの未来を楽しく、たくましく生き抜ける人を育てていきたいと考えている。課題を見つけて自分自身で問題に真正面から向かっていく力を、プログラミングを通して育めたら」と期待を込める。