荒川80キロをSUPで下る埼玉県横断リバーレース「ULTRA T80」が11月14日、開催される。
寄居町のカワセミ河原から戸田市の戸田公園までをSUPに乗り下る同レース。「レースを通して川というフィールドや資源に興味を持ってもらい、興味を持つことで環境保護への一歩にしてほしい」という思いで、初めて開催する。全選手のリアルタイムのスピードや正確な位置が分かるよう、GPS観戦システムとドローンでの映像などで、レース観戦が可能になる。
埼玉県は川幅日本一で知られる荒川を有しており、県全体に占める河川面積の割合も全国2位。「海無し県」としても知られているが、実は豊かで魅力的な水辺が多いという。
実行委員会の藤村育三さんは「埼玉県を横断する荒川で、たくさんの人がいろいろな艇でいろんな楽しみ方をする一大リバースポーツフェス。今年はSUPだけだが、今後はカヌーやカヤックなど、いろいろな乗り物で参加できるようにする予定。将来的には、たくさんの人が川で楽しむフェスを目指している」と話す。
レースは6時~16時の10時間を予定。同レースのクラウドファンディングも行い、11月4日まで協力を呼び掛けている。