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小鹿野町「両神山麓花の郷ダリア園」で大輪の花が見頃に

「両神山麓花の郷ダリア園」のダリア

「両神山麓花の郷ダリア園」のダリア

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 小鹿野町両神(りょうかみ)にある「両神山麓花の郷ダリア園」(小鹿野町両神薄)で大輪の花が咲き、園全体で見頃を迎えている。

「両神山麓花の郷ダリア園」のダリア

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 薄日陰(すすきひかげ)地区にある同園は、広さ約1万平方メートルの園内に、約350種、5000株のダリアが植わっており、四方を山に囲まれて風が弱くダリアに適した地となっている。同園は今年で15年目を迎える。

 ダリアの原産はメキシコの標高2000~2500メートルほどの高地。多くの品種改良などを重ね、毎年400種くらい新種ができるという。彼岸前くらいから朝晩の寒暖差が大きくなり、生育適正温度25度となり多くの花が咲き見頃を迎える。

 管理するのは「両神山麓とみどりを育てる会」会長の神林清一さんで、同会の会員10人~20人(開園時は30人程度)で作業と管理を行っている。

 肥料を加えて土づくりを行い、5月頃に球根を土質に合うように、花の種類や色を考えながら植え付ける。発芽後の最初の芽をかき取り、節から伸びてくるわき芽4本を成長させ、一番花を咲かせ、一番花の生育を助け、見栄えを良くするようにその下のわき芽や葉を取る。一番花が終わる頃に、次の花に影響のないように摘み取る。花が咲く前の8月くらいは毎日のように除草作業を行い、毎日のように人手で管理することで多くの大輪のダリアが見られる。見頃は10月20日くらいまで。「こんな山奥まで多くの人に見に来ていただきありがたい」と神林さんは話す。

 閉園後は花を摘み取り、摘み取られた花は別のイベントなどで使う計画もあるという。球根は掘り上げ、越冬の準備のため貯蔵する。

 開園時間は9時~16時30分。整備協力金として中学生以上は500円。開園は11月3日まで。

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