小川町下里、槻川の止水域を利用した「槻川フィッシングエリア」(小川町下里、TEL 090-5509-2019)が5月上旬までプレオープンしている。
同エリアは、国道254沿いの「道の駅おがわまち」(小川)から約1.5キロの「旧下里分校」(下里)付近にある。槻川は県西部を流れる荒川水系の一級河川。武蔵漁業協同組合が同地域にキャッチ&リリースのエリアがなく、川を使って「にぎわいづくり」の貢献目的で2021年夏ごろから準備を行っていた。
槻川には、農業用水などに使うための堰(せき)があり、止水域がある。現状の川をそのまま使って堰の上流部約300メートルをエリアと設定した。3月1日の渓流釣り解禁に向けて、2月19日に30センチ前後のニジマス、約2000匹を放流し準備した。基本的な釣りのルールは一般河川と同じだが、エリアのレギュレーションとして、キャッチ&リリース、ルアー・フライ・テンカラ、シングルハンド・シングルフック・バーブレスフックを設ける。
同漁協の白石祐二さんは「地元釣具店などの常連などを中心に利用してもらっている。川幅もあるのでキャスティング練習としても有効利用されている。プレオープンは水温上昇となる5月上旬までだが、今年の秋以降に本格オープンできるように準備していきたい」と話す。
営業時間は10時~16時。入漁料は1,000円。釣具の貸し出しは行っていない。