横瀬町の地域拠点「ろっく横瀬」(横瀬町横瀬)で12月22日、「クリスマスマルシェ」が開催される。子どもから高齢者まで幅広い世代が楽しめる企画を用意する。
「ろっく横瀬」はJAちちぶ横瀬支店跡地の周辺地域に付けられた愛称で、同町行政区の「6区」に由来している。「Area(エリア)898」「Area899」「Lab横瀬(旧LAC横瀬)」NAZELAB(ナゼラボ)」「TATELab(タテラボ)」「チャレンジキッチンENgaWA」といった施設を含み、「ロックンロール」「岩(ロック)」といった多様なイメージを重ね、新たな地域の交流拠点としてにぎわい作りを目指している。
当日、「Area898」「Area899」では無料で遊べるボードゲームコーナーやランタン作り(300円)、アロマを使ったハンドトリートメント(午前中開催・500円)、アロマスプレー作り(午後開催・500円~800円)、手回し式オルゴールの演奏やオルゴールシートを使ったクリスマスカード作り(200円)を行う。手作りの器やアクセサリー、手書きのシールなどの出店販売も行い、高齢者向けには談笑が楽しめる高齢者サロンを用意する。
「ナゼラボキッチン」では、クリームシチューやパエリア、「キンダープンシュ」と呼ばれる子ども向けのホットワイン風ドリンクを作る。子どもは無料、大人は500円からの投げ銭制で参加できる。「チャレンジキッチンENgaWA」ではおでんを販売。各企画を回りスタンプを集めると、イチゴを使ったデザートを進呈する。
夕暮れ以降は、たき火を囲んでの交流も予定。たき火担当の佐々木均さんは「ホットワイン(500円)を楽しみながらたき火で温まったり、マシュマロや長い竹串を持参して焼きマシュマロを作ったりすることもできる」と話す。
18時からは「ナゼラボ」で天体望遠鏡を使った天体観測を行う。ナゼラボの舘野繁彦さんは「100倍ほどの倍率で観測するため、土星の輪や木星のしま模様も見ることができると思う」と話す。
Area898の管理人の大野洋さんは「クリスマスを理由に、みんなで集まりたい。何をしている場所か分からずに普段は素通りしてしまう人も、気軽に遊びに来てもらえたら」と呼びかける。
開催時間は11時~19時。入場無料。未就学児は保護者同伴、17時以降は小学生以下も保護者同伴必須。