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「横瀬町駅伝競走大会」に48チーム 5区間16.6キロをたすきでつなぐ

沿道では地域住民が声援を送り、選手たちを見守った

沿道では地域住民が声援を送り、選手たちを見守った

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 「第45回横瀬町駅伝競走大会」が12月8日、横瀬町民グラウンドとその周辺コースで行われた。エントリーした50チーム249人のうち48チーム238人が出場し、全5区間・16.6キロをたすきでつないだ。沿道では地域住民が声援を送り、選手たちを見守った。

(左から)武藤審判長、青葉昌幸、大東文化大学陸上競技部の招待ランナーとマネージャー

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 大会は一般・高校、中学男子、女子、壮年、奨励の部門に分かれ、それぞれ順位を競う形式で進行。コースは、1区が3.56キロ、2区以降が各3.26キロの設定で、1人1区間ずつ走り、次の走者にたすきをつないでいくルールで行った。

 当日は秩父市出身の関東学生陸上競技連盟相談役・大東文化大学名誉教授の青葉昌幸さんと、同大陸上競技部のランナー川辺千聖さん、山田春佳さん、蓑毛愛子さんを招待し、山田さんと蓑毛さんは2区間を走る形で一般・高校の部に参加した。

 中学男子の部と女子の部に出場した秩父第一中学校は男子で1位と2位、女子で3位と好成績を収めた。同校陸上部の3年の黒澤樹さんは「陸上部のメンバーで参加した。仲間と協力して練習し、良くないところは互いに指摘し合って互いの1秒を絞り合った。今日はその成果が出せて良かった」と振り返る。

 青葉さんは「駅伝には駅伝の作戦がある。仲間を信じてたすきをつなぐ競技であり、絆や喜びを感じながら走ることができる。日本で生まれたこのスポーツが地域で根付いているのは素晴らしいこと。子どもの教育の一環としても取り組んでほしい」と話した。

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