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ちちぶエフエムが5周年記念でオリジナル楽曲 長瀞の地酒フェアで初披露

(右から)今回のプロジェクトリーダーとサブリーダーの水野さんとゑ川さん

(右から)今回のプロジェクトリーダーとサブリーダーの水野さんとゑ川さん

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 秩父のコミュニティーFM「ちちぶエフエム」オリジナルの「ちちぶソング」が完成し、11月2日に長瀞駅前広場で開催される「秋の秩父地酒フェア2024 in 長瀞」で初披露する。

バンド演奏や歌の収録は「STUDIO JOY」で行った

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 10月7日で開局5周年を迎えた同局は、2019年に3人の役員を中心に業務委託のパーソナリティーを含む11人でスタート。メンバーの入れ替わりを経ながら、現在は14人で放送を続けている。在籍するメンバーも卒業したメンバーも、放送に限らずそれぞれが地域の活性化に力を注いでいる。

 オリジナルソングの企画は、パーソナリティーでミュージシャンの水野晋太郎さんとゑ川史子さんが発案。6月に始まったオリジナル番組内で、「秩父にまつわる思い出」「秩父を愛する熱い思い」などのメッセージを募集し、数多くのメッセージが寄せられた。楽曲の制作に加え、番組進行やリスナーから寄せられたメッセージを元に作詞やレコーディングも、2人がリーダーとサブリーダーとなって主導した。

 番組を通して完成した楽曲「ちちぶデイズ」と2人が作った「ふるさとの歌」は10月15日~17日にレコーディングを行った。当日はプロの歌手や演奏者をはじめ、スポンサーやリスナーなど約60人が参加。レコーディングを行った「STUDIO JOY」(秩父市道生町)代表でエンジニアの山口典孝さんは「一般の参加者も含めて、こんなにも多くの人が関わるレコーディングは珍しい。参加者の演奏や歌うパート、コーラスなどをうまくまとめた水野さんとゑ川さんはとても大変だったと思う」と話す。

 当日のステージは、4月で開局5周年を迎えたFMクマガヤと合同のミニライブを予定している。「ちちぶデイズ」の歌や演奏に参加したサックスの森尻純華さん、弾き語りの萌依さん、ゴスペルの「ゴスペラミュウ」、 アコースティックロックバンド「ちょこもん。」が登場し、各ゲストが自身の楽曲を披露する。オリジナルソング「ちちぶデイズ」や「ふるさとの歌」の生演奏を行う「ソングプロジェクト」にも、これらのゲストを含む秩父に縁のあるミュージシャンたちも参加する予定。

 ゑ川さんは「ラジオの特番を通して、たくさんのリスナーから秩父への思いを受け取って歌詞をまとめた。『人と人とのつながりが強く温かい』『自然が豊か』『祭りを大切にする』など、秩父の地への深い愛情を強く感じた。歌詞に秩父の方言が取り入れられているが、メロディーに乗せると新鮮に聞こえてくる。当日はレコーディングメンバーを中心に生演奏で披露するので、ぜひ聴いてほしい」

 水野さんは「今年に入ってから自分が妄想していたことが現実となっていき、とてもやりがいのあるプロジェクトになった。秩父には地元で他の仕事をしながら素晴らしい音楽を奏でる人も多い。コーラスに気持ちを込めて参加してくれた人や、プロ・アマの垣根なく参加してくれたミュージシャン、関係してくれた人たち全てに感謝している。楽曲披露のミニライブはもちろん、音源のリリースもぜひ楽しみにしてほしい」と呼びかける。

 ミニライブは10時30分~15時ごろを予定。ちちぶソングプロジェクトの登場は11時30分ごろを予定する。音源のリリースは12月~来年の1月に公開予定。

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