「西武秩父駅前温泉　祭の湯」（秩父市野坂町）が8月6日、スマートフォン向けアプリゲーム「ブルーアーカイブ（通称＝ブルアカ）」とのコラボを始めた。同作品はプレーヤーが学園の先生となり、登場する生徒とさまざまなトラブルに立ち向かう物語RPGゲーム。初日は、開店前から100人ほどのファンが行列を作った。

祭の湯館内に装飾を施している

　今回のコラボは、同施設内の「温泉エリア」「呑喰処 祭の宴（フードコート）」「ちちぶみやげ市（物販エリア）」で展開。ゲーム内の「温泉開発部」「お祭り運営委員会」「陰陽部」に所属するキャラクターのうち計7人が参加している。オリジナル手ぬぐい付き温泉入館券（大人＝平日2,300円・土日祝2,580円、こども＝平日1,900円・土日祝2,000円）のほか、秩父グルメが楽しめる限定メニュー、コラボグッズなどを用意し、館内には祭の湯限定の描き下ろしイラストの等身大パネルなどの装飾を施している

　同イベントの企画担当の石塚大壽さんは「祭の湯限定の描き下ろしイラストに注目してほしい。今回のコラボを通して、祭の湯や秩父を知っていただけたら。秩父を訪れ、観光するきっかけになってくれれば」と期待を込める。「初日は平日にもかかわらず、オープンから大勢の方に来館いただいた。今後も施設側の受け入れ体制を整えながら、秩父を盛り上げられるイベントや秩父を周遊できるようなイベントを展開していきたい」とも。

　営業時間は、温泉エリア＝10時～22時（最終受付21時30分）、呑喰処 祭の宴（フードコート）＝平日11時～18時30分（土曜・日曜・祝日は19時30分まで）、ちちぶみやげ市（物販エリア）＝9時～18時30分（土曜・日曜・祝日は19時30分まで）。9月29日まで。