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秩父宮記念市民会館で「異文化弦楽団」公演へ 新作楽曲も披露

異文化弦楽団は5人編成

異文化弦楽団は5人編成

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 世界の多様な擦弦(さつげん)楽器奏者が集うアンサンブル「異文化弦楽団」のコンサートが2月28日、秩父宮記念市民会館(秩父市熊木町)大ホールフォレスタで開かれる。

(右から)秩父宮記念市民会館の井上館長、高井さん、鶴ヶ野さん

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 日本の胡弓(こきゅう)奏者の第一人者とされる木場大輔さんが胡弓の普及と新たな展開を目指して結成した同楽団。メンバーは木場さんのほか、中国の二胡(にこ)奏者・沈琳(シェン・リン)さん、ガドゥルカ奏者・ヨルダン・マルコフさん、チェロ奏者・島津由美さん、パーカッション奏者・立岩潤三さんの5人。

 木場さんと同館の縁は、2021年2月の邦楽コンサートにさかのぼる。当時は胡弓・二十五絃箏(げんそう)・邦楽打楽器の編成で、秩父神社の伝説「つなぎの龍(りゅう)」を題材にした楽曲を書き下ろして披露した。その後、同館館長の井上夏美さんと担当の高井真明さんが、2024年に伝統芸能の企画制作会社を通じて木場さんが新たなユニットを主宰していることを知り、同年7月に都内で行われた公演を鑑賞。出自の異なる楽器が作り出す新しい響きに感銘を受け、今回の公演依頼に至った。

 今回の公演では、木場さん作曲の「シルクロード組曲第一番月と大地の記憶」や、ヨルダンさん作曲の「ブルガリア民族音楽」、福岡県民謡の「黒田節」などを演奏する。今回も新たに「つなぎの龍」をモチーフとした新曲を披露する予定。同曲は昨年12月、久那小学校で行われたアウトリーチ活動(出張授業)で、木場さんと沈さんの2人による二重奏として奏でられた。

 ブルガリアの民族楽器「ガドゥルカ」は、演奏用の弦の下に共鳴弦が張られており、「残響を伴う素朴で力強い音色が特徴」だという。高井さんは「私たちもこの楽団でガドゥルカを初めて知った。音色はどこか懐かしく心に響く。合奏だけでなくソロの演奏もあるので、それぞれの音色も楽しんでもらえる。唯一無二の響きを大ホールで体感してほしい」、井上さんは「胡弓の和の音とチェロの洋の音は、相反するように思えるが合わさると複雑なハーモニーになる。地元では出合う機会の少ない楽器を知るきっかけになれば」と、それぞれ観覧を呼びかける。

 公演は14時開演(13時30分開場、公演は休憩含め2時間を予定)。全席指定で料金は、一般=2,500円、高校生以下=1,000円。未就学児の入場は不可。チケットは専用電話(TEL 0494-23-2294)や同館窓口、チケットぴあで受け付ける。

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