横瀬町の「しあつく横瀬(一般社団法人みんなでつくる日本一幸せな町横瀬)」が現在、「スタートアップ&チャレンジコンテスト in 横瀬」を行っている。
「移動できるプライベート空間」をコンセプトにしたオフグリッド・モビリティー「OFFMO(オフモ)」を活用したアイデアを募集する同コンテスト。オフモは電源を備え、好きな場所に設置できる「小さな部屋」のようなモビリティー。自動車でけん引して移動でき、イベント会場や公園、町なかなど用途に応じて設置場所を変えられるのが特徴。
太陽光パネルと蓄電池を搭載し、既存の電源インフラに頼らず電力を確保できるほか、室内にはナノイーX搭載のエアコンや照明を備える。開発したのはパナソニックオートモーティブシステムズ(横浜市都筑区)。
同法人は、「一人一人がその人らしい幸せを実現できる町」を目指し、町内での多様な挑戦を応援している。昨年は、助成事業を通じて3団体を支援。同企画は助成事業よりもハードルを低くして、チャレンジできる機会としてスタートした。
パナソニックホールディングスと同町は、官民連携プラットフォーム「よこらぼ」を通じて交流が始まった。町の地域商社「ENgaWA(エンガワ)」と実証実験を進める中で、パナソニックオートモーティブシステムズと「しあつく横瀬」の担当者が出会い、今回の企画に発展した。
現在、自己表現や新しい価値を生み出す企画アイデアを募集している。募集部門は商品やサービスの提供で金銭のやり取りが生じる「ビジネス部門」と、趣味の発信やシェアなどを目的とした「コミュニティ部門」の2つ。書類審査を経て、2月21日に「Area898」(横瀬)で行うイベントで審査結果を発表する予定。採択者は3月中旬から4月下旬にかけて実証実験を行う。コンテストでは最大5万円の賞金を用意するほか、実証にかかる費用は無料とする。
同法人の企画担当・西川猛さんは「完璧じゃなくても『やってみたい』という気持ちがあれば十分。『移動できる小さな拠点オフモ』と『あなたらしさ』のかけ合わせをきっかけに、一緒に新しい一歩を踏み出してほしい」と呼びかける。
1月30日15時~16時30分と翌31日10時30分~12時には、横瀬町町民会館(横瀬町横瀬)前でオフモの体験会や、オフモ活用の企画アイデアを発案するワークショップを行う。
企画アイデアの応募締め切りは2月6日17時30分。