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「秩父音頭まつり」今年も開催へ 花火で満足度向上目指す

秩父音頭まつり 花火で満足度向上を目指す

秩父音頭まつり 花火で満足度向上を目指す

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 秩父音頭発祥の地・皆野町で8月14日、恒例の夏祭り「第57回 合歓の盆 秩父音頭まつり」が開催される。町内外から多くの踊り手が集い、流し踊りコンクールや夜空を彩る花火大会などを行う予定。花火の打ち上げは8月14日20時45分からを予定する。

流し踊りの後に花火が上がる

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 秩父音頭は江戸時代後期に生まれたとされる伝統芸能で、農耕や養蚕の所作が振り付けに取り入れられ、約200年にわたり町民によって受け継がれてきた。当日は町役場周辺を舞台に流し踊りが繰り広げられ、フィナーレでは「美の山」からスターマインや尺玉を含む約600発の花火が打ち上げられ、夜空を彩る。

 今年は新たな取り組みとして、花火打ち上げへの一般協賛を募る「みんなで尺玉を打ち上げようプロジェクト」が始動した。同祭への参加意識を高め、祭りの魅力をさらに広げることを目的とした試みで、協賛によってさらに多くの花火を打ち上げる。1口1,000円で協賛金を募り、60口で尺玉1発が打ち上がる。

 同町産業観光課の三橋博臣課長は「まつりのにぎわいや伝統を守るだけでなく、時代に合った地域参加の形も模索している。このプロジェクトを通じて、『秩父音頭まつり』を町民のみならず多くの人に知ってもらい、関わってもらえたら」と期待を込める。

 協賛申し込みは7月17日まで、実行委員会(皆野町商工会内)の窓口で受け付ける。

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