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秩父「祭の湯」で魅力発信 ポテくまくんの店 地元高校生考案メニューも

ポテくまくんのお店が祭の湯内にオープン

ポテくまくんのお店が祭の湯内にオープン

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 西武秩父駅前温泉「祭の湯」(秩父市野坂町)が3月3日、秩父の魅力を発信する取り組みとして、秩父市のご当地キャラクターを活用した「ポテくまくんのお店」をオープンし、併せて、埼玉県立秩父農工科学高校とコラボレーションした「しゃくしなチーズスティック」の限定販売を始めた。

サウナハットやキーホルダーなどの限定グッズも販売

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 祭の湯の土産エリア「ちちぶみやげ市」にオープンした「ポテくまくんのお店」は、常時40種類以上のポテくまくんグッズを取りそろえ、同店限定商品もそろえる。

 オープン初日、「ポテくまくん」と妹キャラクター「ぷめるちゃん」も祝いに駆け付けた。当日、仕事を休んで熊谷市から訪れた男性は「ポテくまくんのお店が西武秩父駅にできて本当にうれしい。限定グッズも楽しみで、多くの人にポテくまくんを知ってもらいたい」と話す。

 同日から同施設のフードコート内では、秩父の郷土料理として親しまれている漬物「しゃくし菜」を使った限定メニューの販売もスタート。秩父の食文化を学び、実店舗での販売を通じてキャリア育成や郷土愛を深めることを目的に同校とのコラボによるメニュー開発は今回で4回目。「祭の湯」企画担当の新井美咲さんも同高卒業生。新井さんは「自分が学生の頃、レシピを考えることはあっても商品化の機会は少なかった。高校生のアイデアを形にできる場を作りたいと考え、レシピを募集した」と話す。

 レシピを考案した同校1年の加藤心那さんは「秩父名産のしゃくし菜とクリームチーズは相性が良いと思い、揚げ物にしたら食べやすいメニューになるのではと考案した。地元の人や観光客に食べてもらいたい」と期待を込める。価格は3本で480円。

 同施設支配人の新井武雄さんは「誕生から10周年を迎えたポテくまくんや秩父の魅力をより多くの人に知ってもらい、訪れる人に楽しんでいただきたい。当施設は秩父の玄関口として営業しているため、今後も秩父の観光振興と地域活性化に貢献していければ」と力を込める。

 営業時間は、温泉エリア=10時~22時、呑喰処(のみくいどころ) 祭の宴(フードコート)=11時~18時30分(土曜・日曜・祝日は19時30分まで)、ちちぶみやげ市(物販エリア)=9時~18時30分(土曜・日曜・祝日は19時30分まで)。しゃくしなチーズスティックの販売は3月31日まで。

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