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木製地球儀、秩父で巡回展示 全国植樹祭に向け準備進む

木製地球儀が県内の各市町村を回っている

木製地球儀が県内の各市町村を回っている

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 「第75回全国植樹祭」のシンボルである「木製地球儀」が現在、秩父地域を巡回展示している。5月25日に行われる植樹祭に向けた準備事業の一環。

巡回展示された順番に市町村の形を象ったピースがはめられていく

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 昨年6月の越谷市から3月27日の深谷市まで、埼玉県内の各市町村を巡回して展示されている木製地球儀。秩父地域では1月31日に長瀞町役場で展示がスタートし、2月5日から皆野町役場の1階ロビーに展示されている。この後、横瀬町、秩父市、小鹿野町へと順に巡回する。

 同地球儀は、21世紀最初の全国植樹祭「第52回山梨県大会」の際に植樹祭のシンボルとして製作されたもので、森林や林業の重要性を表現するものだという。高さ60センチ、幅50センチ、重さ約14.7キロで、地球儀はヒノキ、葉はナラ、基台はケヤキで作られている。3枚の葉は「国民」「企業」「行政」の協力を表している。

 秩父市農林部全国植樹祭準備室主査の宮前拓朗さんは「秩父市は県内63市町村のうち55番目の展示。いよいよ植樹祭も100日前を目前にして、当日が近づいてきたと感じる。木製地球儀の展示中、秩父市役所では土日も職員を配置するので、ぜひ多くの人に見に来てほしい」と呼びかける。

 「市内ではラッピングバスや街路灯フラッグなど、地域を盛り上げる取り組みも行ってきた。植樹祭当日は参加できる人が限られるが、秩父地域の皆さんや観光客にも楽しんでもらえる企画を検討しているのでご期待いただきたい。植樹祭を多くの人に身近に感じてもらえたら」とも。

 木製地球儀の巡回展示は、2月5日~10日=皆野町役場庁舎1階ロビー、10日~14日=横瀬町役場ロビー、14日~19日=秩父市役所本庁舎1階エントランス、19日~25日=小鹿野町役場町民ラウンジで行う。土曜・日曜・祝日の閉庁日でも、当直職員に声をかければ見学できる。

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