「秩父湯元 武甲温泉」(秩父郡横瀬町、TEL 0494-25-5151)は1月25日、総重量6キロを超える「武甲山巨大カレー」の提供を始める。秩父のシンボルである武甲山をイメージし、大人数でのシェアを楽しむために考案したもの。
同メニューは、米約2.5キロ、カレー約2キロに加え、鳥の唐揚げ約500グラム、ブロッコリー約300グラム、その他の具材約700グラムで構成される。大盛りの米には食用炭を使い、武甲山の石灰採掘地を象徴する灰色を再現。さらに、さくらでんぶで「芝桜」を、ブロッコリーで秩父の豊かな山林を表現しているという。
10人前後でのシェアを想定しており、武甲温泉を訪れる学生の合宿やキャンプ利用者、観光グループ向けのメニューとして想定している。毎月25日には「武甲の日」として「武甲山巨大カレーチャレンジ企画」を実施する。1日1組限定で、2人までの挑戦者が25分以内に完食すれば料金を無料にする。価格は1万2500円で、いずれも3日前までの予約が必要。
開発を手がけた同温泉副支配人の関浩平さんは「武甲温泉を代表するメニューを作りたかった。ご飯の山の中にはジャガイモやソーセージが隠れているので、採掘を楽しんでほしい。時期により食材を変え、季節を感じられるようにと考えている。学生や観光客、デカ盛りが好きな人にぜひ食べてほしい。秩父を象徴するデカ盛りグルメになれれば」と話す。