秩父神社(秩父市番場町1)の境内で5月15日・16日の2日間、「テイクアウト市」が開催された。
同イベントは、露天商の取りまとめ団体「秩父商栄組合」の後藤剛久組合長が声掛けをして、焼きまんじゅう、バナナチョコ、するめの煮付、石窯焼きピザ、カレーパン、タンドリーチキン、焼き菓子、コーヒーなど、同組合所属の露天商と秩父市内の飲食店が出店した。両日、秩父市内で営業している「Cafeほっkuri」の米粉を使ったクッキーやシフォンケーキ、「カフェ・カカリア」の新作の抹茶あんロールなどもテークアウト販売された。
後藤さんは「新型コロナウイルス感染症の影響で神社の祭りやイベントの中止が続き、露天商は稼ぎ場を失っている。露天とは縁の無かった飲食店も苦境にあり、互いに困っている時こそ一緒にやってみたいと思った」と話す。
原則として第1・第2の土曜・日曜に開催するが、不定期開催。開催時間は10時~17時を目安としている。