小鹿野町の後藤商店が9月5日、仲間の店と協力してテークアウト販売する「おがの市 in イエローベース」を開催した。
同店は国道299号線沿い、小鹿神社の大鳥居横にあり、昨年から土曜・日曜を中心に黄色の屋外用仮店舗で「焼きまんじゅう」を販売。仮店舗の色が黄色のため「イエローベース」と呼ばれている。この日、小鹿神社の参道をにぎやかにしたいと、今回の販売となった。
参加店は、「アスコット」(横瀬町=米粉のシフォンケーキ)、「カフェほっkuri」(秩父市=焼き菓子)、「まめちゃん家(ち)」(同=するめの煮付)を合わせた4店舗。後藤商店は毎月、矢尾百貨店(秩父市上町)で「ちちぶ朝市」を主催し、これら3店舗は毎月、この朝市にも出店している。
当日は、SNSなどで告知していたため、常連や通りがかりの客などでにぎわい、感染症対策を徹底して販売した。
主催した後藤商店の店主、後藤剛久さんは「毎月『ちちぶ朝市』を行っているが、秩父市まで出掛けられない方もいると思うので、小鹿野でも朝市のようにやりたいと開いた」と話す。