小鹿野町の「EGOMA COMPANY(エゴマカンパニー)」(小鹿野町両神小森)が12月1日、同町特産のカボスを使ったエナジードリンク「ヤッホーマウンテン」を発売した。
「秩父地域を元気にする」をコンセプトに開発した同商品は、原材料にJAちちぶカボス部会が生産した「秩父黄金かぼす」を使用。搾汁を「ふるさと両神」(両神薄)、製造を「戸田乳業」(小鹿野)、商品企画販売をエゴマカンパニーが行う。
カボスを皮ごと搾り、カボスの味と香りとエナジードリンクらしさのバランスを調整しながら5回の試作を経て完成させた。
エゴマカンパニーの太田誠さんは「原材料から製造、販売までを秩父地域内で行い、その利益を地域に還元していく。商品名は、山の多い地域だということと、元気のいいイメージの『ヤッホー』を組み合わせた。秩父を訪れた方に、登山の前後や温泉に入った後などに飲んでほしい。瓶のまま飲むのはもちろん、氷の入ったグラスに注いで飲んだり、酒を割って楽しんだりするのもお勧め」と話す。
価格は1瓶350~400円(販売店により異なる)で、道の駅「両神温泉薬師の湯」に併設する両神農林産物直売所(両神薄)、じばさん商店(秩父市宮側町)などで販売。今後は秩父地域の店や温泉施設を中心に取扱を予定する。