食べる

長瀞駅そば店に新メニュー「冷製しゃくしなそば」 秩父のご当地食使う

「長瀞駅そば店」が今夏提供を始めた「冷製しゃくしなそば」。店内の窓からは秩父鉄道のホームが間近に見えるカウンター席もある。

「長瀞駅そば店」が今夏提供を始めた「冷製しゃくしなそば」。店内の窓からは秩父鉄道のホームが間近に見えるカウンター席もある。

  • 0

  •  

 長瀞駅の駅舎の隣にある「長瀞駅そば店」(長瀞町長瀞)が今夏より、新メニュー「冷製しゃくしなそば」を提供している。

長瀞駅そば店の新メニュー「冷製しゃくしなそば」

[広告]

 「冷製しゃくしなそば」の特徴は、冷たい汁そばに「しゃくしな」の油炒めをトッピングしている点。「しゃくしな」には小鹿野町の石川漬物の「しゃくしな漬け油炒め」を使っている。

 「しゃくしな」の正式名は雪白体菜(せっぱくたいさい)という野菜で、形状がご飯のしゃもじに似ていることから秩父地方では「しゃくし菜」と呼ばれており、秩父の風土に合った代表的な農産物。

 これを塩漬けにしたものが秩父の名産品「しゃくしな漬け」で、その古漬けにしたものをさらに油で炒めた物が「しゃくしな(油)炒め」となる。ご飯によく合う秩父のご当地食だが、今回は「そば」にトッピングした。他には地元産のキュウリ、ネギ、揚げ玉、かまぼこ、ワカメなどをトッピングする。

 麺には地元の「せきたの特挽地そば」を使用。つゆは正田醤油(群馬県館林市)製。これを夏の時期は良く冷やしてそばにかけている。10月以降は、このつゆを温めて、温かいそばとして提供する予定だという。

 長瀞駅そば店は秩父鉄道グループの秩鉄商事が運営しており、当初は立ち食いそば店だったが、2年前にリニューアル。現在は、店内にテーブル12席、カウンター12席を用意する。店内の窓からは秩父鉄道のホームが間近に見えるカウンター席もある。

 メニューは、冷製しゃくしなそば、天玉そば、とろろそば、長瀞特製肉そば(以上650円)、天ぷらそば(600円)、舟ざるそば(550円)、長瀞舟ざる特性肉そば(700円)など。他に、カレーラーメン、みそポテト、ホルモン焼き、かき氷などがある。

 営業時間は10時~15時30分。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース