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長瀞に限定お化け屋敷「FPS」 映画の世界観を元にプロデュース

長瀞初のお化け屋敷

長瀞初のお化け屋敷

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 「長瀞トリックアート有隣倶楽部」(長瀞町長瀞)で8月6日、お化け屋敷「長瀞リアルお化け屋敷 『FPS』」が期間限定で始まった。同施設はお化け屋敷をプロデュースする企業「ZAUNTED」(東京都杉並区)が手がける。

映画「FPS」の世界観を元に作られたお化け屋敷

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 同お化け屋敷は「長瀞トリックアート有隣倶楽部」の建物内で使っていない部屋の特徴を生かし、「今までの長瀞にはないレジャーを作れないか」と考えて企画したという。永江二朗さんが監督を務めるアトラクションホラー映画「FPS」の世界観を元に、お化け屋敷プロデューサーのマイケルティー・ヤマグチさんと永江監督自身が現場へ入り作り上げた。

 ヤマグチさんは「導入の映像は映画『FPS』本編の監督、俳優に出演してもらい、劇中の美術品も展示している。映画を見た人は撮影セットに入ったような気持ちになるのでは」と話す。

 お化け屋敷には「脱出ゲーム」の要素も含まれ、制限時間内にクリアする必要がある。開催3日目の8月8日時点のクリア率は12%。開催初日の1番目にお化け屋敷を体験した熊谷市在住の太田さんは「娘たちと参加したが、リアルな描写があり怖くて難しかった。また機会があれば体験してみたい」と話していた。

 ヤマグチさんは「恐怖に耐えながらミッションをクリアしていくのは勇気がいる。幅広い世代が楽しめるよう調整するのに苦労したが、世界観を楽しんでもらえれば。和室での臨場感は、まるでホラーゲームの世界に実際に入ったかのような感覚になるはず」と自信を見せる。

 長瀞トリックアート有隣倶楽部の川田さんは「今まで使われてなかった厨房と和室を利活用でき、長瀞に今までなかったアトラクションが誕生した。何度も体験することによる発見もあるので、何度も挑戦してほしい」と呼びかける。

 入場料は、中学生以上=1,500円、子ども(3歳以上)=800円。トリックアートの入場料は、大人=1,000円、中高生=700円、子ども(3歳以上)=500円。両方入場する場合はセット割で、大人=2,000円、子ども(3歳以上)=1,000円。お化け屋敷は10月31日までの期間限定の予定。

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