横瀬町のチャレンジキッチン「ENgaWA(エンガワ)」(横瀬町横瀬)で8月13日~15日、家族向けの縁日イベントが開かれる。当日は、横瀬産果物で作ったソースのかき氷を中心とした飲食ブースや、ヨーヨー釣りや射的など子どもが楽しめる遊びブースを設ける。「夕方以降の涼しい時間帯に家族で楽しめる場」を目指すという。
同所は「横瀬町民俗資料館」から横瀬川沿いに位置する「ウォーターパークシラヤマ」に続く道沿いにある給食センター跡地に2022年3月にオープン。「ENgaWA(えんがわ)」という名前は、昔ながらの日本家屋にある住民同士が気軽に出会い、交流できる場所である「縁側」に由来している。「地域の縁側」として、誰でも気軽に立ち寄れて、くつろいだり、交流を深めたりする場になることを目指し、これまでにマルシェやランチ営業、ビアガーデンなどを開いてきた。横瀬町の地域商社「ENgaWA」が運営しており、地域おこし協力隊のメンバーが中心となって活動している。
「ENgaWA特製かき氷」(500円)は、この夏に合わせて新しく開発したメニュー。横瀬町の農家から規格外の果物を仕入れ、特製ソースを開発。イチゴ味とプラム味の2種類で提供する。
同社の中村怜生さんは「お盆の時期にイベントを開くのは初めて。お盆で秩父に帰省する方もいると思う。縁日イベントを通じて、さまざまなつながりが生まれれば。ENgaWAだけではなく、地元の事業者などと一緒に、楽しく、温かい場をつくれたら」と意気込む。
開催時間は16時30分~20時30分。駐車場は「Area898」裏にある横瀬町町民会館駐車場(砂利の駐車場)が利用可能。