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秩父市役所前で「クラフトフェア」  2日間で4000人来場

主催者の立ち話からイベントが生まれた

主催者の立ち話からイベントが生まれた

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 「クラフトフェアちちぶ2024」が6月1日・2日、秩父市役所前広場で開催され、約4000人が来場した。同イベントは「作り手と直接会話でき、そのまま商品を購入できるフェア」を趣旨としており、今年初めて開催された。

クラフトフェア 全景

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 当日は全国各地から出店があり、2日間でクラフトブース147店、フードブース13店が出店し、ハンドメード作家や木工作家、工房、キッチンカー、1市4町の官公庁ブースなどが並んだ。木や皮革などを使ったものづくりのワークショップが行われ、午前中に品切れのため終了するブースもあった。

 主催者は4人で、メンバーは秩父地域の作家によって構成される。代表で洋服作家の島田さんは「当イベントは2022年、作家仲間4人の立ち話から生まれた。出店者やスタッフの支援のおかげで開催できた。人に恵まれた」、主催者の一人で、手まり作家の北さんは「秩父を盛り上げたい、ものづくりの伝承を若い子たちに伝えたい、秩父域内と域外をハンドメードからつなげたい、をコンセプトにした。たくさんの人が当イベントを通じてつながれたら」と、それぞれ話す。

 ボランティアに参加していたアクセサリー作家の20代女性は「イベント当日は出店者数と来場者数に驚いた。来場する方は秩父地域の方と地域外の方が半々くらい。年齢層は幅広く、男女を問わず参加していた」と話す。

 島田さんと北さんは「年1回開催を目指したい。当イベントを通して多くの方が秩父に来てもらえたら。特に、子どもたちが人生の中でものづくりに関わるきっかけになればうれしい。午前中にクラフトフェアに来場してもらい、午後は秩父観光のような流れを作りたい。当イベントを一つの観光資源にしていきたい」と期待を込める。

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