ウオーキングイベント「ストロベリー・ビンゴウォーク」が3月17日、横瀬町で開催され、約850人が参加した。横瀬町と日本ウオーキング協会の共催。
のぞみ工房ぽっぽ横瀬本店はメロンパンのワンハンドグルメを開発
同町は2021年10月、町民の健康増進や観光促進等を目的に「日本一歩きたくなる町」を目指すプロジェクトを開始。ウオーキングコースを一般から募ったり、ウオークラリーやウオーキング教室、保育所の児童向けに「歩育プログラム」を行ったりするなど、ウオーキング関連の企画を数多く実施している。
当日は横瀬町民会館駐車場をスタートし、「ENgaWA駅前食堂」「花咲山」「寺坂棚田」「ふらわー*えっぐ」「小松沢レジャー農園」「SECRETBASE もへじ」「割烹料理 天狗(てんぐ)坂」「チャレンジキッチンENgaWA」などを回って全長約7キロのルートを歩いた。
それぞれのポイントでは横瀬町産の「とちおとめ」「やよいひめ」などのイチゴの試食、ワンハンドグルメの販売を行った。イチゴを使ったシフォンケーキやモンブラン、秩父のご当地グルメの「みそポテト」の他、横瀬産のそば粉を使った「たらし焼き」、表面をバーナーで炙(あぶ)って中にホイップクリームと横瀬産イチゴをあしらったメロンパンなど、普段は店で出していない商品なども販売した。
天狗坂の駐車場では「ふれあい動物園」を開き、チャボやアヒル、ウサギ、モルモット、羊、牛との触れ合い体験やポニーの乗馬体験なども行った。
参加者には受付でビンゴカードを渡し、町内に設置した8カ所のポイントにある数字を確認してビンゴになった人に景品を進呈。完歩者は抽選ができ、景品として横瀬町内で使える商品券、横瀬産のイチゴを使ったジャムやウオーキングシューズなどを用意した。
イベントを担当した横瀬町振興課の柿沼直樹さんは「予想以上に参加者が多く、グルメスポットには行列もできていた。ウオーキングはせずにふれあい動物園だけに参加する親子も多かったので、今後は子どもにも歩きやすい短いコース設定も検討したい」と話す。