秩父市の西武秩父駅前にある温泉「祭の湯」(秩父市野坂町)内に12月22日、秩父の酒を提供する「酒匠屋台ウオールタップエリア」がオープンした。
同施設は複合型温泉施設で、温泉エリア、フードコート、物販エリアの3つのエリアで構成。「酒匠屋台」は物販エリアにあり、ウオールタップエリアが新設された。
マネジャーの近藤さんは「この場所の目的は、秩父の酒を観光客に幅広く知ってもらうこと。まずは秩父の酒を召し上がってもらい、気に入った酒があれば買い求めいただければ。まだ取り扱えていない酒もあるので、バリエーションを増やしていきたい」と意気込みを話す。
ウオールタップエリアでは生たるから新鮮なビールやワインを提供。提供する酒は、「秩父麦酒醸造所」(下吉田)のクラフトビール4種、「秩父ファーマーズファクトリー 兎田ワイナリー」(下吉田)のワイン2種、「アサヒビール」のクラフトビール2種。
近藤さんは「酒匠屋台があるエリアはオープンな空間で、気軽に寄れる立ち飲みバースタイルとなっている。お薦めメニューは、秩父麦酒の『秩父麦酒飲み比べ』(1,800円)。4種類の違った味の麦酒を楽しめるため、土産選びの参考にもなるのでは」と呼びかける。
「施設が西武秩父駅の玄関口にあるので、観光客が『帰りの電車を一本遅らせても滞在したい』『一杯飲んでいきたい』と思える場所にしていきたい。地元の方にも風呂上がりに楽しんでいただけるようにしたい」と近藤さんは期待を込める。
営業時間は11時~18時(土曜・日曜・祝日は19時まで、1月1日は18時30分まで、2日・3日は19時30分まで)。