「県立川の博物館(通称「かわはく」)」(寄居町小園、TEL 048-581-7333)で11月11日から、特別支援学校に通う子どもたちの作品を館内に展示する作品展などを行う「障がい者ウィークイベント」を開催する。
同館では、近隣に特別支援学校があり、障がいがある子どもたちの利用が多いことから、「誰もが楽しめる、開かれた博物館」を目指し、同イベントを2017(平成29)年から毎年行っている。
「みんなで展覧会」では、行田特別支援学校(行田市長野)の児童・生徒の作品を展示。絵や木工、陶芸など約100点をリバーホールなどに並べる。本館展示室では、音や光などに感覚過敏がある人も過ごしやすいよう館内放送を取りやめ、大きな音が聞こえるのを防ぐヘッドホンやサングラスを用意し、来館者に体験してもらう「クワイエットアワー体験」も行う。
11日14時からは本館前広場で、騎西特別支援学校(加須市上種足)卒業生から成る「騎西音楽クラブ」と、深谷はばたき特別支援学校(深谷市本田)卒業生から成る「音楽クラブハッピー」が、ギターの演奏や歌、ダンスを披露する。
18日11時~と13時~、車いすで館内を巡る体験「車いすで博物館を見て回ろう」も行う。参加無料。各回3組までで、要事前申し込み。
開館時間は9時~17時。月曜休館。入館料は、一般=410円、学生=200円、中学生以下無料。今月19日まで。