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秩父・中町の「ホルモン無人販売所」、オープンから半年

「秩父ホルモン無人販売所」外観

「秩父ホルモン無人販売所」外観

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「ホルモン無人販売所」(秩父市中町)がオープンして、10月13日で半年を迎えた。

新鮮な肉を急速冷凍させ、冷凍庫に保管・販売している

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 「秩父ホルモン」は秩父の代表的なソウルフードとして親しまれている。国産の豚や牛を一頭買いし、急速冷凍したホルモンの希少部位などを無人で販売している同店。人気商品は、国産豚の「豚白モツ味噌(みそ)漬け」「豚カシラ」「上レバー」、和牛の「ミックスホルモン」「タン」「ハラミ」。希少部位では、「ミノ」「センマイ」「ギアラ」「ハチノス」などの希少部位も販売している。その他、ラーメンやギョーザも冷凍販売。

 店主の野坂大介さんは、市内でデイサービス「いろり」(田村)や訪問マッサージを経営する傍ら、ホルモンの無人販売を始めた。きっかけは、コロナ禍で、自宅で食事をする機会が増え、「自宅でもおいしいホルモンが食べられたら、と思ったことだった」という。野坂さんは「ホルモンの聖地である秩父市は自然に恵まれているので、屋外でバーベキューを楽しむために購入する人もいる。時間を気にせずに購入でき、冷凍なので持ち運びにも便利」とアピールする。

 「他の店では見たこともない希少部位が店頭に並んでいるので、『こんな部位もあるの?』と興味津々で、リピーターも多い」と野坂さんは話す。「無人販売は利用客との信頼関係がないと経営するのが難しいが、当店のお客さまは、支払いの封筒などにメモ書きで温かいメッセージを残してくれる方もいる。家族や仲間や観光客にもおいしいホルモンを楽しんでもらえるのが一番の喜び」とも。

 24時間営業。支払いは現金のみで、価格は1袋300円~1,000円。店内には両替機も完備。駐車場も用意する。

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