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横瀬町・官民連携プラットフォーム「よこらぼ」が新規受付半年間休止 次のステップへ

富田町長と、よこらぼ審査委員長を務める井上副町長

富田町長と、よこらぼ審査委員長を務める井上副町長

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 横瀬町が行っている官民連携プラットフォーム「よこらぼ」が、9月25日の受け付けをもって半年間にわたり提案受け入れを休止する。

どぶろく「花咲山」の開発もよこらぼがきっかけとなった

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 横瀬町は2016(平成28)年9月から「よこらぼ」を実施しており、企業や個人の挑戦したいプロジェクトを横瀬町がサポートしている。毎月審査会を行い、過去に提案された件数は226件で、そのうち133件を今年8月までに採択した。よこらぼがきっかけで横瀬町に関わるようになったり、よこらぼに採択されたことをきっかけに移住した町民もいたりするという。

 横瀬町で企業の実証実験を行う事例や、町の団体の提案によって交流やイベントの場として「オープン&フレンドリースペースArea898」のオープンや、町の特産品として どぶろく「花咲山」の開発につながった事例もある。7年間の官民連携を積み重ねた経験から、町職員が新しい事業を提案し、移動販売車の巡行も始まった。

 休止期間について、富田能成町長は「ありがたいことに、さまざまな企業や団体や個人から提案を右肩上がりで受け続けてきた。その中で、あえてこのタイミングで休止するという判断をした。走りながら7年間考えてきたが、立ち止まって考えることも必要」と話す。

 「この7年間で職員もレベルアップして下地ができてきたように思う。今後は、提案を受けるだけでなく、こちらからテーマを出すことなども検討してみたい。残念な休止ではなく、町の未来を変えるという目的に改めて向き合い、ブラッシュアップしたうえで、来春に装い新たに再スタートさせたい。次のステップに期待してほしい」と富田町長は意気込む。

 来年4月に新規提案の受け付け再開を予定する。

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