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「ホテルルートインGrand秩父」開業 宿泊で楽しむ秩父をアピール

ルートインGrandは埼玉県では秩父が初オープン

ルートインGrandは埼玉県では秩父が初オープン

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 「ホテルルートインGrand(グランド)秩父」(秩父市大宮)が8月10日、オープンした。ルートイングループとしては同施設が336店舗目、ルートインGrandとしては埼玉県内初のホテルとなる。

大浴場は宿泊者のみ利用可能

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 秩父には「ホテルルートイン西武秩父駅前」(野坂)もあるが、ホテルルートインGrandはハイブランド施設に位置づける。7階建てで、客室は179室。そのうちシングルは44室。ビジネス以外に観光の要素も取り入れる。

 支配人の井上良太さんは「ルートインと聞くとビジネス寄りのイメージを持たれがちだが、当ホテルは観光向けのお客さまにも利用しやすく、ビジネス客には平日、週末は観光客の需要を見込んでいる。秩父駅から徒歩約6分、電車や徒歩などで観光するにも利便性が高く、部屋によっては秩父夜祭などの花火も楽しめる」と話す。

 館内には露天風呂付きの天然温泉大浴場があり、湯は大滝温泉三峰神の湯の源泉を往復で約2時間かけて運んでいる。その他、約6000冊の漫画コーナーや卓球コーナーを設け、多目的ルームでは60人規模の会議やスポーツ合宿のミーティングなどにも対応することができる。

 1階のレストラン「食・呑(の)み処 華蔵(かぐら)」では、朝食は約40品のメニューをそろえるバイキングを、夕食は一品料理や居酒屋メニュー、みそポテトなどの秩父の郷土料理を提供する。バイキング朝食は宿泊客以外でも1,800円で利用可能。

井上さんは「秩父地域は一日では回り切れないほど観光スポットが多いので、当館オープンで、『宿泊して楽しめる秩父』のアピールに向け少しでも役に立てれば。秩父地域の活性化に貢献して、地元の人にも愛さるよう頑張りたい」と意気込みを見せる。

 スタッフは地元の人を中心に採用し、84人中79人が秩父地域での採用。中には『ホテル業を勉強したい』という学生のアルバイト採用もあったという。

 「見てほしいのは当施設の目の前に見える武甲山。正面のエントランスを出ると大きな武甲山が一望でき、武甲山の姿を見てホテルを出発するお客さまも元気に出発できるのでは」とも。

 宿泊料は1人1泊9,100円~、チェックイン15時、チェックアウト10時。バイキング朝食は6時30分~9時。大浴場は宿泊客のみ利用可能。

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