小鹿野町の須崎旅館(小鹿野町小鹿野、TEL 0494-75-0024)が現在、「毘沙門氷」と町特産の「黄金かぼす」をシロップにして「秩父黄金かぼすかき氷」を期間限定で販売している。
同旅館は明治後期に創業し、重ねてきた歴史は今も館内に残っている。電話ボックス、いろり、アンティーク小物などが歴史を感じさせ、多くの地元住民や旅行客に利用されている。
毘沙門氷は同町藤倉に湧き出る「平成の名水百選」の一つである「毘沙門水」を使って2014(平成26)年に初めて登場した。この氷は西秩父地域(小鹿野町と秩父市吉田)限定で、「毘沙門氷」のぼりが目印の店で食べられる。「『ふるさと両神』製のシロップは4種類(いちご・ブルーベリー・トマト・ゆず)あり、町の特産品『黄金かぼす』を使った『秩父黄金かぼすシロップ』は当館のオリジナル」と、おかみの須崎真紀子さんは話す。
価格は、期間限定秩父黄金かぼす・いちご・ブルーベリー・トマト・ゆず=各700円、4種シロップ(いちご・ブルーベリー・トマト・ゆず=900円。秩父黄金かぼすは無くなり次第終了となるが、9月末くらいまでを予定している。