食べる 買う

長瀞町「HODOSANDO COFFEE STAND」が1周年 店頭に自販機も

店主の石森さんとスタッフの北崎さん

店主の石森さんとスタッフの北崎さん

  • 0

  •  

 長瀞駅から徒歩4分の宝登山神社参道沿いにある「HODOSANDO COFFEE STAND」(長瀞町長瀞)が5月26日で1周年を迎えた。

自動販売機の側面は長瀞駅から宝登山ロープウェイまでの地図になっている

[広告]

同店のコンセプトは「Local Beans, Local Roots and Design」。コーヒーの文化とデザインをより長瀞に浸透させていきたいという思いがあるという。店主の石森理嗣さんは「コーヒーショップを開きたいという思いからオープンして、この1年は、地元の人に助けられてるのを感じる一年だった。長瀞に必要なものを作りたいというのを日々考えていて、新しいものを追い求める性格なので、豆もどんどん新しいものを作り、パッケージも自分で描いたりもする」と振り返る。

 1周年を機に店の前にオリジナル商品の自動販売機(以下、自販機)を新たに設置した。商品は同店でいったコーヒー(50グラム)を豆や粉にひいたもの(500円~)や、同店で間借り販売している「siroi」のマフィン(300円~)、ドリップコーヒーで作るコーヒーゼリー(3個入り=900円)などを扱う。自販機側面には来訪客から道を聞かれることが多いことから、長瀞駅から宝登山ロープウェイまでの地図を描く。

 「オリジナル商品の開発は時間がある時に随時行っている。日々楽しさや挑戦していく気持ちを持ちながら働きたいので、メニュー内容もどんどん変えている。こちらの表現方法の一つとしても、変わっていくメニューも楽しんでもらえれば」と石森さんは話す。

 「コーヒーゼリーはゼラチンではなく植物性のアガーを利用しているので、トロトロとしたゼリーが楽しめる。ドリップコーヒーを注ぐと常温でもゼリーになる。冷やすと、よりおいしい」とも。

 1周年を記念してコーヒーとマフィンを購入した人に数量限定で、コーヒーの出がらしを利用した消臭剤を進呈している。「コーヒーを提供していると出がらしがたくさん出るので、出がらしを利用した何かをしたいと思っていた。消臭剤や新しい商品開発にも利用していきたい」

 「日々チャレンジすることが楽しい。失敗したことも多いが、経験になっている。コーヒー以外にも、自分が肉を食べられないので、ビーガンメニューなども充実させたり、インバウンド対策をしたりするなど、これからも長瀞町に必要なものを模索して挑戦し続けていきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は10時~17時。火曜・水曜定休。自販機は24時間営業。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース