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皆野町「Mahora稲穂山」で秩父銘仙の文化を伝える展示 桑から衣まで

会場の様子

会場の様子

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 皆野町にある「リトリートフィールド Mahora稲穂山(旧ムクゲ自然公園)」(皆野町皆野稲穂山、TEL 0494-62-1688)内の森の美術館で2月10日、「第2回銘仙展 秩父絹ものがたり~秩父の桑から衣まで~」が始まった。

桑茶も販売している

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 展示テーマは「秩父の桑から衣まで」。蚕が桑の葉を餌として絹糸を作る工程や、秩父銘仙の特徴である「経糸だけ先に染めてから織る」「リバーシブルに活用できる」などの独自技法「ほぐし捺染(なっせん)」など、秩父の銘仙文化を学んで体感できるという。

 期間中、トークイベントも開催。今月23日は「里山を守ることと、桑について」をテーマに、Mahora稲穂山代表の長谷川信枝さんとスタッフの長谷川玲さんが登壇。26日は、銘仙語り部の木村和恵さん、3月12日はフランスでファッションブランドを展開後、秩父銘仙や秩父太織を使ったコレクションを発表している井深麗奈さん、秩父市の地域おこし協力隊として秩父銘仙のPR活動を行ってきた岩野倫代さんらが登壇する予定。

 銘仙柄をあしらったハンカチや桑の葉茶など、秩父銘仙にまつわる商品も販売している。期間中の土曜・日曜は「額入り銘仙作り体験」「銘仙の着付け写真撮影」(以上1,000円)も行う。

 展示を企画したメンバーの長谷川信枝さんは「秩父銘仙の見た目の美しさだけではなく、その裏にある歴史や文化も含めて知っていただけるような展示にしたい」と意気込みを見せる。

 開館時間は10時~16時。入館料は、Mahora稲穂山の整備協力金として600円。トークイベントはいずれも14時~15時。3月13日まで。

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