秩父でナイトウオークイベント「NAKED(ネイキッド)夜さんぽ~秩父~」が1月27日、始まった。主催は秩父地域おもてなし観光公社、企画・演出・制作は「NAKED,INC.(ネイキッド、東京都渋谷区)。
期間中の金曜・土曜・日曜に、秩父の「新しい冬のお祭り」をテーマに、ライトアップした秩父市番場町の秩父神社や妙見の森公園を巡ることができる同イベント。街を歩きながらちょうちんを持ち歩いて光の演出に参加したり、秩父まつり会館でプロジェクションマッピングショーを見たりすることができる。
同公社の竹内則友さんは「秩父には各地の氷柱や長瀞でロウバイのライトアップなどもあるが、夜の秩父を中心市街地でも楽しめるコンテンツを作ることができれば、地域を盛り上げるきっかけになるのでは」と、イベント開催の狙いについて話す。
同イベント開催に伴い、「秩父夜バル祭り~冬さんぽ~」も同時開催。ナイトウオークしながら、街バル参加店でチケット(500円5枚つづり=2,500円)を使うと、参加店が用意したイベント限定のバルメニューが提供される。
「バルメニューはチケット制だが、28店が参加していて店ごとに少しずつお得に利用できるよう、メニュー提供をしてもらっている。この期間だけ特別に営業時間を延長して開いてくれる店もあるので、観光客だけでなく地元の人も、いろいろな店を利用してほしい。秩父のグルメや土産、人力車などのアクティビティーを楽しんでもらえれば」と竹内さんは呼びかける。
「今回のようなイベントを次年度以降も継続していきたい。初の試みなので手探りの部分も多いが、多くの人に愛されていくイベントになるよう地域と一緒に成長していきたい」と期待を込める。「秩父は日帰りで遊ぶというイメージも強いので、楽しみ方の選択肢として夜の秩父も楽しんでもらい、泊まって楽しむ秩父もアピールしていければ」とも。
開催時間は17時30分~20時30分。チケットは電子チケットはスマホアプリ「burarin」から、紙チケットは「祭の湯」(野坂町)、「じばさん商店」(宮側町)、一部バル参加店で取り扱う。購入したチケットは期間中を通して利用でき、店によっては昼の利用なども可能。2月19日まで。