長瀞町観光協会アウトドア部会(長瀞町長瀞)が現在、同会のロゴデザインを公募している。
長瀞町観光協会は長瀞町の観光業を支援する団体。地域の自然や文化遺産を活用して、同町を観光客に知ってもらうことを目的としている。地元の文化や歴史などを知ることができる情報発信や観光PR活動などを行っている。
同協会アウトドア部会は2019年6月に結成。結成した理由について、副部会長の平井琢さんは「長瀞には昔からの観光名所がある。その中でもアウトドアというとライン下り、ラフティングなどの川遊びのイメージが強い。川遊び以外にもキャンプや自転車、山登りなどのアウトドアコンテンツがあり、長瀞町のアウトドアの将来を考えて、多くの人に町の魅力を知ってもらうためにアウトドア部会を結成した」と話す。
ロゴデザイン公募の経緯について、同協会の松本栞さんは「今まではさまざまな場所で町をPRしていくうえで当部会をイメージできるものがなかった。象徴ともなるようなロゴを作ることが、その一歩になるのではと募集を呼びかけた」と振り返る。
ロゴデザインの発表は2月下旬で、デザインの使用は3月上旬からを予定。決まったデザインはグッズやホームページのバナー、主催事業やプロモーションの際にも使っていく。選ばれたデザインには賞金5万円を贈る。
平井さんは「長瀞は自然あふれる場所でありながらも、昔ながらの観光地が1カ所に集まっている。自然と町並みの融合具合が箱庭のようで魅力に感じる。アウトドアを楽しんだ後に、近くで飲食や町の散策を楽しめるのも貴重な資源の一つ」と話す。
松本さんは「誰でも応募できるので秩父内外問わず応募してほしい。長瀞を知っている人や思いがある人にこそ、出来上がる作品を見て長瀞がどのように思われているのか、参考にもしていきたい」と応募を呼びかける。
募集要項は長瀞町観光協会のホームページで確認できる。2月15日まで。