秩父神社前に8月27日、国産本わらび粉を使うわらび餅専門店「甘味処鎌倉秩父店」(秩父市番場町、TEL 0494-26-7157)がオープンした。
店主で「いせや呉服店」の土屋亮太さんは「わらび餅が似合う町・レトロ・神社」などをコンセプトに、秩父への出店を決めたという。土産やテイクアウト販売を中心に行うが、店の前にはベンチなどを置き、作りたてのわらび餅やドリンクをその場で味わうこともできるようにする。
オープン最初の客となった秩父市在住のたけださんは「甘味処鎌倉のわらび餅は前から好き。秩父にできてうれしい。わらび餅ドリンクはいちごが絶品」と話す。同じく秩父市在住のれんくん(5)とすずちゃんは(3)は「お父さんと長い列に並んで開店を待った」と話していた。
商品は「鎌倉わらびもち5個入り」(680円)、「同10個入り」(1,300円)、「テイクアウトのわらびもちバニラアイストッピング」(400円)、「わらびもちドリンクの贅沢(ぜいたく)いちごミルク」(740円)、「浅川園の冷たいお抹茶」(430円)などを用意する。
店長の柴田玲伽さんは「『和に合う食。生活に付加価値を、旅に付加価値を』をテーマに秩父の地で長く愛される店にしていく。ぜひ食べてみてほしい」と呼びかける。
営業時間は10時~17時。