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秩父「農園ホテル」、50周年記念で宿泊プランやバイキング提供

営業部 宿泊営業係長の齋藤さん

営業部 宿泊営業係長の齋藤さん

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 秩父の農園ホテル(秩父市大宮、TEL 0494-22-2000)が現在、今年で50周年を迎えるのを記念した宿泊プランの販売やバイキングなどを行っている。

レストランバイキングでは50種類のメニューを提供する

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 1972(昭和47)年11月に開業した同ホテルは秩父市内を見渡す丘の上にあり、和室・洋室・露天風呂付きの客室など、本館と別館合わせて72室あり、約300人の宿泊が可能。レストランや宴会場や展望大浴場なども用意する。

 施設名の通り農家が始めたホテルで、「宿泊客に自分たちが育てた野菜を食べてもらおう」とスタートし、ホテル近くの畑で野菜の収穫体験も提供していた。コロナ禍の影響で畑を縮小をして体験は中止しているが、現在も野菜の栽培は続けており、レストランで提供する料理に使うこともあるという。

 同ホテル勤務歴15年で営業部宿泊営業係長の齋藤裕亮さんは「スーパーなどの量販店で買う野菜はきれいで整っているものが多いので、曲がっているキュウリやナスを見て驚くお客さまがいたり、土に触れる機会が少ない都会の子どもに畑で野菜を収穫してもらって、泥だらけになったりしていた」と振り返る。

 現在はホテル内の「レストラン秩父路」で、50周年にちなみ50種類のメニューが食べられるバイキングを提供しており、レストランだけの利用も可能。宿泊プランでは夏向けに秩父で一般的に楽しまれている、氷を入れたグラスに赤ワインを注ぐ「かちわりワイン」で乾杯するプランや、夏野菜の土産が付くプランを用意している。

 「当ホテル一番のお勧めは秩父市内を見渡せる景色。春から冬まで一年を通し、さまざまな季節の景色を見にきてもらって、温泉に入ったり野菜を食べてもらったり楽しんでもらえたら」と呼びかける。

 ディナーバイキングは17時~20時30分、料金は、大人=3,300円、小人=1,980円、幼児=1,430円。宿泊は1室1泊9,900円~。今後も50周年にちなみ、季節に合わせたプランを提供していく。

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