秩父ミューズパーク野外ステージ(秩父市田村)で7月24日、埼玉に縁のあるアーティストと出店者によるイベント「彩魂祭(さいたまさい)」が開催された。イベントのコンセプトは「みんなが主役」。
彩魂祭のフィナーレにあがった花火は、募金により打ち上げられた
オープニングは秩父の伝統芸能である「秩父屋台囃子(はやし)」に始まり、ロックや演歌、アコースティックなどの音楽団体、お笑い芸人など埼玉県ゆかりのアーティスト計10組が出演。
出店エリアでは秩父を中心にした埼玉県北地域の飲食店、ファッション店、射的や千本引きなどのアミューズメントもあり、みそポテトやホルモン焼き、カレーにスイーツ、かき氷、オリジナルTシャツ製作など計23の出店があった。
当日遊びに来ていた秩父市在住の五十嵐さんは「野外ステージでのライブは開放感があって楽しめた。サスケの『青いベンチ』で懐かしさもあり、演奏の合間に坂本典明さんのMCがあったり、合間に店で買い物を楽しんだりと、あっという間に一日が過ぎた」と話す。
フィナーレでは花火がミューズパークで打ち上げられ、会場を盛り上げた。打ち上げに必要な40万円の募金を事前に呼びかけ、無事に目標を達成したため打ち上げが実現したという。
主催の三上隼さんは「当日たくさんの人の喜びと笑顔が見られ、開催できて良かった。今回の課題を踏まえ、来年の開催に向けて活動ができれば」と意気込む。