秩父ミューズパーク野外ステージ(秩父市田村)で7月24日、埼玉に縁のあるアーティストと出店者によるイベント「彩魂祭(さいたまさい)」が開催される。
主催する三上隼さんは秩父市出身のシンガー・ソングライター。秩父鉄道のオリジナルソングや、ラジオ番組、CMタイアップ、地元店舗のイメージソングを手がけるなど、現在は埼玉県内を中心に活動の場を広げている。
三上さんは「2018年にくまがやドームで開催された『WAKE UP FES』に参加して、みんなで一つのイベントを作っていくことに感動した。いつか自分もそうしたイベントをやりたいと思い、地元の飲食店や縁のあった人を中心に彩魂祭を立ち上げた」と経緯を話す。
当日は、ロックや演歌、アコースティック、秩父の伝統芸能である「秩父屋台囃子(はやし)」などの音楽団体、お笑い芸人の出演を予定する。その他、秩父を中心にした埼玉県北地域の飲食店、ファッション店、射的や千本引きなどの出店もあり、フィナーレでは花火も打ち上げる。花火は打ち上げに必要な費用として40万円の募金を呼びかけ、無事に目標を達成した。
「イベントのコンセプトは『みんなが主役』。埼玉には良い音楽も良いお笑いも、すてきな店もたくさんあって、それを知ってもらうきっかけになれば」と三上さんは意気込む。
当日は開場10時、開演11時。前売りチケットは、椅子指定席=4,500円、芝生自由席=3,000円、学生・子ども=1,000円。当日券の販売も予定する。飲食店ブースはチケット不要。
駐車場の用意が無いため、西武秩父駅と秩父駅の2カ所から送迎バス(片道=500円、高校生以下無料)を用意する。詳細は同イベントサイトで確認できる。