横瀬町の「チャレンジキッチンENgaWA」(横瀬町横瀬)で7月9日、「夜カフェ・ビアガーデン」が始まった。同施設で夜の営業を行うのは初めて。
秩父ビール代表兼醸造責任者の丹さん(7月23日は秩父麦酒とコラボのイベントも)
同施設は横瀬町地域おこし協力隊が中心となって運営している施設で、昨年12月から月に一度のイベントを行い、3月には土曜・日曜の営業をスタート。横瀬町を中心に秩父地域の野菜や果物を使ったメニューを提供している。
通常は10時頃から夕方まで営業しているが、「日中の気温が高い夏は、夜の涼しい時間に営業してみては」と試験的に土曜夜の営業を始めたという。
当日用意したメニューは、フードはキウイフルーツで鶏肉を柔らかく漬け込んだ「キウイ焼き鳥」や「夏野菜入りジャーマンポテト」などおつまみ7種類と和紅茶を使った「ミルクティーシャーベット」などスイーツ2種類。ドリンクは「梅ビール」「トロピカルジン」などアルコール4種類と「さわやかプラムソーダ」などノンアルコール2種類。メニューは日によって変わる。
メニュー開発担当の福田春加さんは「フードメニューだけでなく、アルコールメニューも横瀬町で採れた果物でできたシロップを使ったりして、横瀬町らしいドリンクができないかと考えた。今後はよりさまざまな人と企画をしていきたい」と話す。
7月23日には「秩父麦酒」とコラボしたイベント「ENgaWA夕涼み浴衣まつり with 秩父麦酒」を予定。秩父麦酒6種類を用意するほか、それぞれのビールとのペアリングを考えた料理を用意する。
「23日の企画は、地域の納涼祭が中止になったところもあり、少しでもお祭りらしい雰囲気を楽しんでもらえたら」と福田さんは呼びかける。
夜カフェ・ビアガーデンの営業は土曜17時~22時(日曜は10時頃~夕方)。営業時間やイベント詳細は同施設SNSで確認できる。