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コワーキングスペース運営会社が空き家購入 テレワーク施設などを検討

木々に囲まれた横瀬町の空き家

木々に囲まれた横瀬町の空き家

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 さいたま市でコワーキングスペース・シェアオフィス・貸会議室・シェアキッチン・インターネット動画配信スタジオなどを運営しているコミュニティコム(さいたま市大宮区宮町1)社長の星野邦敏さんが4月、横瀬町内の築30年以上の一戸建てを購入した。

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 「新型コロナウイルス感染症の影響で、地方で働く慣習も今より一般的になっていくであろう中で、さいたま市のように今でも人口が増え続けている市町村での活動だけでなく、人口が減少し始めている市町村でも活動したかった。次の10年で空き家や遊休耕作地はより増えていくはずで、その活用事例になれば。今後も縁があれば空き家を購入して改装していきたい」と星野さんは話す。

 横瀬町役場のまち経営課によると、2020年度に横瀬町で売買・賃貸された空き家は13件あり、これは2019年度の約2倍に当たるという。「コロナの影響などもあり地方移住や2拠点居住が注目されて、自然が豊かな上で、西武池袋線で池袋まで約70分という立地の良さもあるのでは」と担当者。

 星野さんが購入した土地の面積は約100坪。日当たりや景色も良く、庭も活用しやすいと思ったという。今後は横瀬町での事業拠点にするほか、テレワーク施設としての貸し出しも検討している。

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