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秩父神社の表参道にシャッターアート 横瀬町出身アーティストが制作開始

秩父表参道Lab.のシャッターをキャンバスに、アートを制作する加藤さん

秩父表参道Lab.のシャッターをキャンバスに、アートを制作する加藤さん

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 秩父神社から徒歩4分ほどの場所にある「秩父表参道Lab.」(秩父市番場町、TEL 0494-24-3000)のシャッターをキャンバスに6月1日、横瀬町出身在住のアーティスト加藤健太さんがアート制作を始めた。

表参道Lab.は、秩父神社の表参道にある

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 秩父表参道Lab.は古民家をリノベーションした複合施設で、イタリアンレストランやビアバー、民泊施設、多目的スペースなどの店が営業している。

 シャッターアートの制作は、館内の民泊施設「ちちぶホステル」に宿泊した女性2人のアイデアから始まった。昨年2月頃から秩父表参道Lab.のスタッフが加藤さんと打ち合わせを重ね、コンセプトやデザインを話し合ってきたという。

 ちちぶホステル管理人の梅澤修さんは「当施設に宿泊したお客さまが『シャッターが閉まっていると通りが寂しい』と話しているのを耳にして、シャッターアートを制作して、その前で撮影できたら面白いのではと思った」と振り返る。「観光の活性化につながれば」とも。

 事前に用意したデザインを元に、シャッターへ鉛筆やマスキングテープで下絵を描き、ペンキを使って仕上げていく。三角形や六角形などの幾何学模様をモチーフに、3枚のシャッターを2カ月ほどかけて完成させる予定だという。

 加藤さんは、3月24日にリニューアルオープンした「じばさん商店」のコミュニティースペースの黒板にチョークアートの制作も行った。「シャッターアートは店内の黒板とは異なり、店が閉まっている時間にしか描けない。シャッターが閉まっている朝晩や定休日に描いていくので、アートが出来上がっていく様子も楽しんでもらえれば」と呼びかける。

 秩父表参道Lab.は水曜・木曜定休。

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