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横瀬町、アステナミネルヴァとアナザーワークスとウオーキングで三者連携協定

左からアナザーワークス・大林尚朝社長、横瀬町・富田能成町長、アステナミネルヴァ・清水雅楽乃社長

左からアナザーワークス・大林尚朝社長、横瀬町・富田能成町長、アステナミネルヴァ・清水雅楽乃社長

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 横瀬町は昨年スタートした「日本一歩きたくなる町プロジェクト」をより一層推進するため、アステナミネルヴァ(東京都中央区)、Another works (アナザーワークス=東京都渋谷区)と4月12日、三者連携協定を締結した。

サインをする三人の代表。

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 横瀬町は昨年度、「日本一歩きたくなる町プロジェクト」と称してウオーキングプロジェクトを立ち上げた。ウオーキングイベントを開いたり、ウオーキングアワードを開催して8つの新しいウオーキングコースを決めたりしたほか、ウオーキングコースのインフラ整備なども行ってきた。今年度もプロジェクトは継続し、ウオーキングのイベントや教室を開くことで健康増進や観光誘客、人の輪づくりを行っていくという。

 アステナミネルヴァは昨年12月から「歩くふるさと納税(以下=ふふる)」を提供している。ふふるは企業版ふるさと納税の仕組みで、参加企業は社員が歩いた歩数に応じ、横瀬町に企業版ふるさと納税による寄付を行う。町はこの寄付を使ってウオーキングコースの整備を行ったり、ウオーキングに関わるイベントを企画したりするなど、より一層歩きたくなる町を実現するための事業を推進する。参加企業の社員には、歩数に応じて個人版ふるさと納税で使えるポイントを付与する。

 このアステナミネルヴァのふふるを横瀬町にマッチングさせたのがアナザーワークス。アナザーワークスは複業人材のマッチングを行っており、2020年8月に横瀬町が主催する横瀬町官民連携プラットフォーム(通称「よこらぼ」)にプロジェクトが採択されたことが縁で、横瀬町と交流を続けていた。アナザーワークスはプロジェクトの作成支援やブランディングを担う。

 今回の三者間での連携協定では、横瀬町が実施する「日本一歩きたくなる町プロジェクト」に関連する事業を、民間企業のサービスやノウハウを活用しながら推進し、地域活性化・地方創生を目指していく。

 富田能成町長は「横瀬町では個人版ふるさと納税は、7年前当時は15万円だったが、昨年の8,200万円まで少しずつ増えてきていてとてもありがたい。一方で企業版ふるさと納税はまだ少なく、個人版ふるさと納税は返礼品があるのに比べ、企業にとってメリットが少ないのではと感じていた。ふふるは経営陣が寄付先を探すだけではなく、社員を巻き込んでイベント化することもできるので、町を知ってもらうだけではなく、町に歩きに来てもらうなど、関係人口の拡大につながるのでは」と期待を込める。

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