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秩父「じばさん商店」がリニューアル オール秩父で店作り

銘仙や神社などをモチーフにした店づくりをしていく

銘仙や神社などをモチーフにした店づくりをしていく

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 秩父の「じばさん商店」(秩父市宮側町、TEL 0494-24-6966)が3月24日、リニューアルオープンした。

什器の屋根には秩父銘仙も

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 「秩父の地域文化を時代に合わせて発信する商店」として、秩父地域おもてなし観光公社(以下「おもてなし観光公社」)と秩父地域地場産業振興センターが連携してリニューアルオープンし、今後の主な運営はおもてなし観光公社が行う。 

 おもてなし観光公社の井上正幸さんは「物産館は37年間やってきて顧客ニーズとのギャップが生じていたが、これからは 『秩父の地域文化を時代に合わせて発信する商店』として、銘仙や神社などをモチーフにした店づくりをしていく。新たにコミュニティースペースなどを設けて『長い時間滞在していただきたい』という思いも込めている」と話す。

 内装設計は「WAPLUS(ワプラス)」、デザインや店頭ツールなどは「malme.design(マルメデザイン)」が担当しており、いずれも秩父の企業が担当する。

 malme.design(マルメデザイン)の吉田武志さんは「オール秩父といってもいいくらい、たくさん秩父が詰まっている。デザインは秩父地域の商店間のやりとりや、地域、土地らしさを感じるものにしていて、内装はWAPLUS(ワプラス)が担当しているが、木材・古材も可能な限り秩父産のものを利用している。オープンまでの準備もほとんど秩父の企業で行い、秩父の底力を感じるオープンになった」と話す。

 店内は「ショッピングエリア」「売店エリア」「コミュニティースペース」から成り、屋根ごとにじばさん商店ののれんが掛かり、一つ一つの店になっている。屋根が連続することで商店のロゴデザインのモチーフでもある、秩父銘仙の代表的な柄「矢羽柄」にも見立てているという。

 佐俣菜津子店長は「秩父のものが、ここに来れば買え、閉店も19時までと遅くなったので仕事帰りにも利用しやすくなったのでは。贈り物選びなど、観光客だけではなく地元の方にとっても当店が目的地になってもらえれば」と期待を込める。

 駐車場はじばさん商店前に併設する他、タイムズ秩父駅前の駐車場と連携し、じばさん商店で1,000円以上の買い上げまたは2階レストランの利用で2時間無料となる。

営業時間は10時~19時、休みは12月29日~31日。(一部フードコートは11時~21時、不定休)

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